しがない学生の雑記

日常で感じたことを適当に書き連ねるだけのブログ

インターンシップなるもの

 先日,「インターンシップに関して相談があるんですけれども」と研究室の後輩に言われた.もうそんな時期か...ということでインターンシップに対する雑感を書こうと思う.

 

 そもそも「インターンシップ」とは,日本語で言うところの「就労体験※」.つまり,企業における仕事を体験してみよう!という趣旨のもとに開催されるものである.しかし,就労体験というよりも就職活動の場になっているのが昨今の現実であろう.あな悲しきかな.

※本来はそういう意味ではないかもしれないが.

 

 昨夏,私も某メーカーのインターンシップ(2週間,技術職)に参加した.当時の私は就職活動であるという認識をあまり持たずに,「志望業界の企業のインターンに参加して,業界研究でもするか~」というノリで応募し,志望業界の中で選考時期が早かった大手企業のインターンシップに参加した.そして愕然とした.

 

 確かに,業務の一端を体験するという目的を果たすこともできたが,こ,これは就労体験の場ではなく選考の場だ...と感じる場面が多々あったのである(詳細は伏せる).あとついでに言うと,かなり早い時期の選考を受けられる権利ももちろん?貰えた.そのため,あまり参加する企業について深く考えていなかったことを大分悔やんだという経験がある.これから参加しようと考えている方々は,きちんと考えた上で応募することを推奨する(というか普通の人はそうであろう).

 

 後悔はさておき,参加してよかったと思うことももちろん多かった.中でも個人的な一番の収穫は,第一志望である同業他社の選考の際に役立つ情報を得られたことである.それは,なぜ他社ではなくうちなのか?という問いに対する明確な回答を得られたことだ.これは実地に行かなければ分からなかった情報であったため,参加してよかったなあと心から思った.

 

 ついでながら,1Dayインターンシップの話もしようと思う.私は秋から冬にかけて計3社の1Dayに参加した(少ない...)のだが,行ってよかった!と思ったのは1社だけだ.その1社は,1Dayではあるものの朝から晩までみっちり内容があり,満足できたのが要因だ.他の2社は数時間しか時間がなく,ほとんど会社説明会みたいなものだなあという印象しか受けなかった.なので,もし1Dayインターンシップに参加しようと考えているならば,時間の長いものに参加するのが個人的にはお勧め.

 

 特に取り留めもなく書いたが,インターンシップに参加すること自体は強くお勧めするので(就職活動的な意味で),これからしようとしている方々は頑張ってくだされ.